MIRACLE 雨の日の陽だまり~副社長との運命の再会~
「ねぇ、すごくカッコいい人の登場なんだけど」
あれは誰だろう?と樹里が指でちょんちょんと差し示した方角に首をかたむける。
視界に入ってきたその人物を見て、私は口をポカンと開けたまま即座に固まった。
「ひなた、イケメンを見て呆然としすぎじゃない?」
「え……」
「ていうか、こっちに来る!」
女性客でいっぱいのバイキング会場の中に、濃紺のスーツをビシッと着こなした長身の男性がひとり混ざっている。
少し癖のある黒髪、シャープな輪郭、キリリとした凛々しい眉。
あの端正な顔立ちを見間違うわけがない。日下さんだ。
彼は私と目が合った瞬間、迷うことなくこちらへ足早にやって来た。
「こんなところで君に会うとは」
「こ、こんにちは」
私たちがいるテーブル席のそばまで来た日下さんに、ペコリと会釈をして微笑んだ。
会うのは、彼の誕生日に食事をした以来だ。
やはり彼はいつ見ても“眉目秀麗”という言葉がとても似合っていて、ぼうっと見惚れそうになる。
あれは誰だろう?と樹里が指でちょんちょんと差し示した方角に首をかたむける。
視界に入ってきたその人物を見て、私は口をポカンと開けたまま即座に固まった。
「ひなた、イケメンを見て呆然としすぎじゃない?」
「え……」
「ていうか、こっちに来る!」
女性客でいっぱいのバイキング会場の中に、濃紺のスーツをビシッと着こなした長身の男性がひとり混ざっている。
少し癖のある黒髪、シャープな輪郭、キリリとした凛々しい眉。
あの端正な顔立ちを見間違うわけがない。日下さんだ。
彼は私と目が合った瞬間、迷うことなくこちらへ足早にやって来た。
「こんなところで君に会うとは」
「こ、こんにちは」
私たちがいるテーブル席のそばまで来た日下さんに、ペコリと会釈をして微笑んだ。
会うのは、彼の誕生日に食事をした以来だ。
やはり彼はいつ見ても“眉目秀麗”という言葉がとても似合っていて、ぼうっと見惚れそうになる。