クールなCEOと社内政略結婚!?
「俺とあさ美、気持ちがちゃんと繋がってると俺は思ってる。だから、こんな状況でも俺に会いにきてくれたんだろ? 違うか?」
「違わない……と思う」
「なんだよそれ、自信なさげに言うなよ。婚姻届を提出しなかったのは、あさ美にこの結婚を後悔してほしくなかったからだ。無理やりや成り行きじゃなく……ちゃんとお前の意志で俺のものになってほしかった」
孝文は彼なりに色々と考えてくれていた。私は婚姻届が出されていないという事実だけを見て、そこにある彼の気持ちを汲み取ることができなかったのだ。
「まぁ、確かに夫婦としてはまだまだ未熟だけどな。でも約束してくれ、俺たちいつまでもお互いを諦めないって。これから先もいろんな事があると思う。でも、俺たち離れずに一緒にいよう。だから……」
孝文は私に触れていた手を離し、ポケットに手を入れた。
「これ、受けってもらえるか?」
差し出した深いブルーのベルベットの小箱の中には、ダイヤの指輪が光り輝いていた。
「……っう」
胸にこみ上げるもので、うまく声が出せない。代わりに目頭が熱くなり涙が滲んできた。
「違わない……と思う」
「なんだよそれ、自信なさげに言うなよ。婚姻届を提出しなかったのは、あさ美にこの結婚を後悔してほしくなかったからだ。無理やりや成り行きじゃなく……ちゃんとお前の意志で俺のものになってほしかった」
孝文は彼なりに色々と考えてくれていた。私は婚姻届が出されていないという事実だけを見て、そこにある彼の気持ちを汲み取ることができなかったのだ。
「まぁ、確かに夫婦としてはまだまだ未熟だけどな。でも約束してくれ、俺たちいつまでもお互いを諦めないって。これから先もいろんな事があると思う。でも、俺たち離れずに一緒にいよう。だから……」
孝文は私に触れていた手を離し、ポケットに手を入れた。
「これ、受けってもらえるか?」
差し出した深いブルーのベルベットの小箱の中には、ダイヤの指輪が光り輝いていた。
「……っう」
胸にこみ上げるもので、うまく声が出せない。代わりに目頭が熱くなり涙が滲んできた。