クールなCEOと社内政略結婚!?
「あさ美ぃいいい! 綺麗だよ。パパはもう死んでも……いや、死ぬのは怖いからムリだけど――」
式が終わった後も号泣し続ける父を尻目に、私たちは控室へ戻ることにした。
紅い絨毯が敷かれた廊下を孝文に手をひかえて歩く。
「なんか、大変なことになっちゃったね」
「あぁ。なんのために俺がお前にまでこの計画を秘密にしてたのか……」
相変わらず父と義母の無駄な行動力の高さには脅威すら覚える。
「あれ、孝文……控室はこっちでしょ?」
式が始まる前に使った部屋とは反対方向へ向かっていた。そっちはたしか出口のはずだ。
「逃げるぞ。あいつらに付き合ってられるか」
そう言うやいなや、全速力で走り外に飛び出した。そこには準備されていた車があり、運転席に飛び乗った孝文に倣い、私もドレスの裾をまくりあげて飛び乗った。
車が走りだすと心地よい風が窓から入ってきて頬を撫でた。
「私、いいこと思いついた。走りやすいウエディングドレスってどうかな?」
今思いついたばかりのアイデアを孝文に離して聴かせる。
式が終わった後も号泣し続ける父を尻目に、私たちは控室へ戻ることにした。
紅い絨毯が敷かれた廊下を孝文に手をひかえて歩く。
「なんか、大変なことになっちゃったね」
「あぁ。なんのために俺がお前にまでこの計画を秘密にしてたのか……」
相変わらず父と義母の無駄な行動力の高さには脅威すら覚える。
「あれ、孝文……控室はこっちでしょ?」
式が始まる前に使った部屋とは反対方向へ向かっていた。そっちはたしか出口のはずだ。
「逃げるぞ。あいつらに付き合ってられるか」
そう言うやいなや、全速力で走り外に飛び出した。そこには準備されていた車があり、運転席に飛び乗った孝文に倣い、私もドレスの裾をまくりあげて飛び乗った。
車が走りだすと心地よい風が窓から入ってきて頬を撫でた。
「私、いいこと思いついた。走りやすいウエディングドレスってどうかな?」
今思いついたばかりのアイデアを孝文に離して聴かせる。