空から雨が降る日。【完】


「し、しず…っ」

優子の声がする。


「あ、…」

気付けばその人は水でびしょびしょになっていて。

周りのみんなは、あ…という顔をしている。


私はヤバイ。そう思って鞄を持ち店を出た。



やってしまった。

やってしまった。

まさかこんなことになるなんて思ってなかった。


早足で進む私。

だけどそんな私をパンっと掴む腕に寄って、引き留められた。

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