㊙サッカー王子と同居中*2年生編*
Side 相ケ瀬陽向
「起きて起きて起きてー!!」
今日はせっかくのオフだよ?明日からまた冬の大会に向けた練習で休みなくなっちゃうよ?と
勝手に朝から俺の部屋に入ってきて、ベッドの前で蝉のようにミンミン騒いでるひかる。
「…うるさい。試合で疲れたんだからもう少し寝かせろ」
瞼を少し開けて時計を見てみると、まだ短い針は9を指している。
なんだまだ9時じゃん。せめて、あと1時間。
「ちょっと!ねぇってば!昨日出かけてくるって約束したのに!」
「……だからってこんな朝早くから行く必要ないだろ」
「だって早く行かないと帰りも遅くなって明日に影響しちゃうでしょ!」
少しだけ目を開けてみると、ひかるは頬を膨らましながら起きない俺に怒ってるみたいだ。
「起きて起きて起きてー!!」
今日はせっかくのオフだよ?明日からまた冬の大会に向けた練習で休みなくなっちゃうよ?と
勝手に朝から俺の部屋に入ってきて、ベッドの前で蝉のようにミンミン騒いでるひかる。
「…うるさい。試合で疲れたんだからもう少し寝かせろ」
瞼を少し開けて時計を見てみると、まだ短い針は9を指している。
なんだまだ9時じゃん。せめて、あと1時間。
「ちょっと!ねぇってば!昨日出かけてくるって約束したのに!」
「……だからってこんな朝早くから行く必要ないだろ」
「だって早く行かないと帰りも遅くなって明日に影響しちゃうでしょ!」
少しだけ目を開けてみると、ひかるは頬を膨らましながら起きない俺に怒ってるみたいだ。