真夜中のアリス
さくらが大声を出すと、弟のスイレンが弱々しくも声を出してそれを咎め諫める。
そんな2人が飽きずにコロコロ話題を変えながらそんなやり取りをもう何時間ぐらい繰り返しているのだろうか。いい加減飽きが生じて、頬杖を付きながら織り成す言葉たちの波に逆らわず沈んでいく。
太陽の光も暖かく、相変わらず森の中に響き渡る軽快なピアノとトランペットのハーモニー。
キノコの椅子もなんだかふわふわで座り心地も良く、程よい眠気があたしを襲いかける。
双子の議論も白熱しているし、少しくらいいいかな…と静かに瞼を閉じる。