❤嫉妬カレシ日和☁




「分かった。そんなにやりたくないなら、先生が指名しよう。」



一斉に、皆の表情が真っ青に…。



「渡辺、山本………」



えー!?な、何でっ!!


私までー!?!?


どうして私も……。


目を合わせない作戦失敗です……うぅ。



「ちょっと先生!!」

「ん、なんだ。」



後ろで立ち上がる俊。


それに対して、先生は怪しい笑みを零していた。



「何で僕がプール掃除なんて、やるのさ!!」

「指名されたんだぞ。もっと喜べー。」



腕を組んで、もっと不満そう。


でも俊と一緒に掃除が出来るなら!!



「頑張ろうね、俊!!」

「…恵里香がそう言うなら。」



良かった。


納得してくれたのかな??


座ってくれた!!



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