きみのためのプレゼント
「み、見るなよ!」
「あっ、今のが翔平くんの部分?」
「翔平くん?」
「あっ、ごめん。でも、私も同じ気持ちだよ。光くんのことを知ってから、私が一番だと思ってたのにってモヤモヤしたし、ずっと、光くんは女の子だと思って、嫌だったし」
そう言って、今度は私がすごく恥ずかしくなって背を向ける。何を言っているんだ、私は。これじゃまるで、告白しているみたいじゃないか。
でも、同じ気持ちということは、藤本くんも・・・チラリと振り向くと、藤本くんも私を見てた。視線が重なる。
「・・・沙織って、呼んでもいい?」
「う、うん。私は、翔平くん?」
「呼び捨てでいいよ。そのほうが親しみ感じるから」
「・・・翔平」
お互いがお互いを名前で呼び合うようになった。距離がまた一歩近づいた気がした、そんな夜。
私はまだ知らなかった。彼がまだ私に隠している秘密があるということを。
「あっ、今のが翔平くんの部分?」
「翔平くん?」
「あっ、ごめん。でも、私も同じ気持ちだよ。光くんのことを知ってから、私が一番だと思ってたのにってモヤモヤしたし、ずっと、光くんは女の子だと思って、嫌だったし」
そう言って、今度は私がすごく恥ずかしくなって背を向ける。何を言っているんだ、私は。これじゃまるで、告白しているみたいじゃないか。
でも、同じ気持ちということは、藤本くんも・・・チラリと振り向くと、藤本くんも私を見てた。視線が重なる。
「・・・沙織って、呼んでもいい?」
「う、うん。私は、翔平くん?」
「呼び捨てでいいよ。そのほうが親しみ感じるから」
「・・・翔平」
お互いがお互いを名前で呼び合うようになった。距離がまた一歩近づいた気がした、そんな夜。
私はまだ知らなかった。彼がまだ私に隠している秘密があるということを。