俺様上司に、跪いて愛を乞え


「……やめて…ください…こんなの……」



「何も、しないさ…おまえを、恐がらせるようなことは……」


私を映している瞳は、どう見てもそんな風には
見えなくて、目をそらそうとした。


「俺を見ろよ…まゆ」


やや強引に、顔を正面に向けられて、


「おまえを、痛めつけるような真似は、しないから……」


舌の先で、なぞるように唇を舐められた。



「だから、黙って、俺に身をゆだねればいい…」


唇を舐めた舌が、ゆっくりと焦らすようにして、中へ挿し入れられたーー。


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