愛し、愛されたのは優しい死神でした。
意地悪に笑う彼に私は頬を膨らませた。
『嫉妬するに決まってるじゃないですか…。律さんが私の初恋の相手だから余計です…。』
この言葉に彼はピクリと体を反応させ、抱き締めていた腕の力を抜くと私と向き合った。
「…っ…。そういう可愛い事言われると…メチャクチャにしたくなるだろ。ただでさえこんなに可愛いのに…。」
『…本当…ですか…?』
「俺はいつでも正直だ。…凪や玲には驚いたな。このへアセットやメイクは奴等の仕業なんだろ?」