☆お見舞いに来てください☆
「中嶋さん言ってました。また良かったら三人でご飯でも食べに行かないかって」
「いいね。病院で会った時に俺からも話してみるよ」
他愛のない話をする時間が嬉しい。
穏やかな会話が流れる彼とのこういう時間は楽しく。話の流れで頷き驚いて。そして笑い合う。
同じのタイミングで共感できるこの瞬間がとても好きだ。
「あ、お風呂沸きましたよ」
知らせのアラームがなり、そこで会話が中断する。
名残惜しい気持ちもあるが、先に先生に入ってくださいと告げると彼はふと真顔になり、私の腕を掴んだ。
「続きはお風呂で一緒に話す?」
「え?」
「浴槽に入りながら会話しようか?」
一瞬キョトンとした間を空けてしまった。
そして瞬時にぶわっと顔に熱が上がる。
言われた意味を理解した途端、先生の顔が見れなくなった。
「一緒に入ろう」
前にも誘われたけど、そんなに入りたいものなんだろうか?
先生の気持ちは嬉しいし、入りたいのは山々だが、私は今まで恋人と一緒に入った記憶がない。
だからちょっと。心の準備というものが…