☆お見舞いに来てください☆
「未来ちゃんからキスして?」
これには驚いたけど、顔もぶわっと赤くなったけど。迷う時間は私にはなかった。
先生の瞳を見つめながら恥じらいながらも頷いた。
照れる表情を浮かべつつ、これで先生が喜んでくれるならと、素直に受け入れた私は目の前の頬に向かってもう片方の手も伸ばす。
「……目、閉じてください」
先生の両頬に手を添えて顔を近付けた。
だって先生が好き。
誰よりも…
そんな思いを込め唇を重ね合わせようとした時だった。昨日と同じタイミング。まるで見計らったように携帯の着信が鳴り、二人の動きを止めさせた。
その瞬間先生の眉が歪む。
だってそれはプライベート用の携帯だったから。
「ごめん、ちょっと待って」
そしてポケットからそれ取り出し画面をみた瞬間今度は私の方が眉を寄せていた。
不意に目に入った名前。それが三島先生だったから。
「…三島先生か……」
そう呟かれた瞬間私は先生から携帯を奪っていた。
そして驚く先生の隙をついて強引に唇を奪っていた。
鳴り響く携帯を無視し、先生の唇に自分の唇を強く重ね合わす。