☆お見舞いに来てください☆

「本気って、気は確かですか!?」


まだ信じられなくて三島先生を強張った顔で傍観した。


「だから本気、よ。冗談でこんなこと言えないわ…」


急に頭がくらくらとした。
そしてわなわなと体まで震えそうになる。


「せ、先生を貸すって…」


とても正常な言語とは思えない。
まともな判断だとも言えない。先生はどこかおかしくなってしまったのだろうか?


「そんなの…」

「お願い少しだけ。旦那が帰国するまででいいの。他に頼れる人がいないのよ」


そんなこと言われても、私だって素直に頷ける筈がない。
私と付き合ってるのを知っててどうしてこんなことがいえるのだろう。


「それって、先生のことが好きなんですか?」


耐えきれずポロっと溢してしまった。
今までの疑問が溢れ出すように、先生の本音が聞きたいと思った。


「秀先生に心変わりでもしたんですか?」


こうなったら私には聞く権利がある。
聞かなきゃいけないと思った。


「それは……分からない」

「分からないって……」


なのに、先生はそんな曖昧な言葉を向ける。
ますます私を困らせる。
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