☆お見舞いに来てください☆
「冷たっ」
「俺から顔を反らしたお仕置き」
「へ?」
「うそうそ、可愛いから許すよ。どうぞ」
先生は私の反応を見て楽しむかのように笑い、私に缶を手渡した。
だけどやっばり面白そう。
さて、と言いながら観察するように私の顔を覗きこんでくる。
「…あの……」
そんな先生に私はたじたじ。
「もっと顔見せてよ?」
「や、やですよっ」
恥ずかしくて先生の肩を缶を持ってない方の手で咄嗟に押し返す。が、それはびくともしない。
それどころが目元を緩め甘く涼しい顔してとんでもない発言を投げてくる。
「その顔好きだなぁ」
「ど、どこがですかっ」
「俺が好きでしょうかないって顔。初めて見たよそんな顔。未来ちゃんの意外な一面を見た感じでゾクゾクする」
ゾクゾクって…
何て言う発言をするんだろう。
ますます困り顔を向ければただならぬ甘い雰囲気の先生が今度は私の頬に手を当てる。
「普段未来ちゃんってさ、あまり俺に対しての感情を表に出さないじゃない。だから尚更嬉しい。照れたり怒ったりする仕草はよく見るけど、そういうあからさまな嫉妬の部分はあまり見たことないからさ」