☆お見舞いに来てください☆

何か悪い夢でも見てるのだろうか…

挨拶を終えた彼を傍観しながら、ただただこれは何かの間違いだと疑ってしまう。

そんな状況の中、同じく璃子の姿を視界に入れ、少し不安そうに見つめていたのは水嶋も同じだった。

彼の真意はいかに、無論そんなことは今の璃子には気づくはずもなく…




ーーー

「あの、お釣り間違えてますよ…」

「わっ、スミマセン!」


大好きな職場でミスを連発してしまった。

5千円のお釣りなのにお客様に1万円を渡してしまうという古典的なミス。

その他MサイズなのにLサイズの在庫を渡しそうになったりと今日は朝から散々な璃子。

そんないつもとは違う姿を見た店長も当然、璃子が体調でも悪いかと心配の眼差しで様子を伺っていた。


「仁科さん大丈夫?今日は朝から様子が変よ。やっぱり今日は熱でもあるんじゃ……」

「いえっ、大丈夫です!もうバッチリ!この通り元気なので、心配をおかけしてスミマセン!」

「……そう?」

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