縁〜サイダーと5円玉と君の靴ひも〜
凛子の目元は不自然であり変だとは少し思うけれど。
クラスの中では顔も広くなんでもズバズバ言う性格の凛子は目立つ存在で、その凛子がいるグループの一員であることに私は安心感を抱いている。
「乃々夏、これ見て」
凛子がスマートフォンを差し出す。
画面を覗き込むとそこに写っているのは、見たことある姿。
「これって…」
女子に究極に嫌われているが、男子受け抜群の近見愛紗。
愛紗がうちの担任と歩いているところを撮ったものだ。
「やばくない?ついに教師にまで手出すとはね」
いや、ただ歩いているだけじゃん?
とか、しらけることは言わない。
ここはノリを合わせる、これが鉄則。
「さすがだね」
当たり障りないリアクションで返す。
クラスの中では顔も広くなんでもズバズバ言う性格の凛子は目立つ存在で、その凛子がいるグループの一員であることに私は安心感を抱いている。
「乃々夏、これ見て」
凛子がスマートフォンを差し出す。
画面を覗き込むとそこに写っているのは、見たことある姿。
「これって…」
女子に究極に嫌われているが、男子受け抜群の近見愛紗。
愛紗がうちの担任と歩いているところを撮ったものだ。
「やばくない?ついに教師にまで手出すとはね」
いや、ただ歩いているだけじゃん?
とか、しらけることは言わない。
ここはノリを合わせる、これが鉄則。
「さすがだね」
当たり障りないリアクションで返す。