Rain Days
だから、今回も・・・

そう思い、あたしは自分を必死に保っていた。

スッカリ日は落ち、辺りは真っ暗。

自分がどこに居るのかさえ、わからない状況。

そんな時、車は止まった。

不気味な静けさに包まれた、車通りも、人通りもない、古びた家の前で。

運転していた男は車を降りると、後部座席のドアを開けた。

そして、乱暴にあたし達のことを降ろす。


「騒ぐなよ、ガキ共」


始めの時とは打って変わり、冷たい瞳と乱暴な言葉を投げつけられた。

それに、恐怖心が更に大きくなる。

家の中に押し込められ、ロープで縛られる。

身動きが取れなくなり、真っ暗な部屋にあおと一緒に閉じ込められた。

< 161 / 167 >

この作品をシェア

pagetop