Rain Days
「パパ―!!」


あたしは、父のことを呼ぶ。

そんなあたしに父は気付き、一瞬ホッとしたような表情を浮かべた。

その一瞬の隙に、男は父のことを刺した。

そして、そのまま部屋を飛び出して行った。

苦しそうに顔を歪ませ、その場に父は倒れ込む。


「パ、パ?」


再び、どうしようもない恐怖に襲われる。

そんなあたしのことを安心させる為に、父は必死にあたしの元へとやって来る。


「あおい。よく、頑張ったな」


そう言い、優しくあたしの頭を撫でる。


「碧斗くんも、頑張ったな」


苦しそうにしながら、あたしとあおに父は微笑んだ。


「パパ、血!いっぱい、出てる」


父の体から溢れる血に気付き、あたしは父に伝える。

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