あの日ぼくらが信じた物
「鈴木さんはやめて、って言ってるでしょう?」
「ああ、ごめんみっちゃん。なるほどそれで……」
そんな風に言ってみたものの、解ったような解らないような……うん、多分何がなるほどなのか、自分でも解ってなかったと思う。
「これがその時の写真」
みっちゃんが引っ張り出して来た分厚いアルバムには、今より小さくて今より外人ぽいみっちゃんが沢山たくさん写っていた。
赤ちゃんの頃に撮った写真まで見せられて、文字通り一糸まとわぬみっちゃんに何故か赤面してしまった。
「ああ〜? あきらくん、何想像してるのぉ?」
「違うよ! そんな。ちょっとこの部屋暑いから……」
上手い言い訳が見付からず、余計に赤くなってしまったぼくは、自分で墓穴を掘ってしまったようだった。
「ああ、ごめんみっちゃん。なるほどそれで……」
そんな風に言ってみたものの、解ったような解らないような……うん、多分何がなるほどなのか、自分でも解ってなかったと思う。
「これがその時の写真」
みっちゃんが引っ張り出して来た分厚いアルバムには、今より小さくて今より外人ぽいみっちゃんが沢山たくさん写っていた。
赤ちゃんの頃に撮った写真まで見せられて、文字通り一糸まとわぬみっちゃんに何故か赤面してしまった。
「ああ〜? あきらくん、何想像してるのぉ?」
「違うよ! そんな。ちょっとこの部屋暑いから……」
上手い言い訳が見付からず、余計に赤くなってしまったぼくは、自分で墓穴を掘ってしまったようだった。