悲しみの涙を
「では、解散だな。岸本くんの歓迎は落ち着いてからするとしよう。」


近藤さんの言葉で沖田さん以外が部屋を出て行った。


「あの…沖田さん?戻らなくていいのですか?」


恐る恐る話しかける


「…君、どういうつもりか知らないけど、新撰組の害になると思ったら斬るからね」


(…まただ)


「…沖田さん」


「何?」


沖田さんの刺すように冷たい声に一瞬怯むが真っ直ぐと目を見る。


「沖田さんは斬るとおっしゃる時、どうして悲しそうな顔をなさるのですか?」


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