君依存
人生初のモテキ。

こんな日が自分に来るなんてほんとに信じられなかった。

何度も目をしばたかせながら、本条君を見上げた。

彼は、岳よりも少し大きいくらいで、しっかりとした体つき。その長身から一年生にはとても見えない。

額に浮かぶあせも爽やかに見える。

そんな彼が、どうしてふみかに興味を持ったのか、ふみか自身が一番疑問だった。

「とはいえ、先輩に声をかけようと思った時には、もう湊先輩の彼女さんだったんで、どうしようもないなって思ったんですけど……」

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