君依存
「おしかったな。でもお前、あの最後の時、パスミスしたろ?」

湊先輩は、ふみかの頭にコツンッとこぶしを置いた。

「仕方ないですよ。ふみか突き指してたんですから」

「そうなのか?」

そう言ってふみかの手を持った。

ふみかは驚き、思わず手を払ってしまった。それを見た湊先輩は、宙に浮いた手をそのまま頭に持っていった。

ぎこちない二人を見ていたりこは「あ!!あぁ、わたしちょっとトイレ」とわざとらしくその場から離れていった。


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