君依存
「うん。応援してくれって言われたしね」

ふみかは努めて冷静に対応した。

「僕、先輩に宣言してきましたから」

「宣言?」

「はい。先輩を全力で奪いますって」

そう言ってふみかの鼻先に人差し指を向けた。

ふみかは、顔が熱くなるのを感じた。

本条君は、クスッと笑って「あ、出来れば、僕のことも応援してほしいです」と言ってふみかから離れていった。

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