ラブ パラドックス
「俺も気になって仕方ないことあるんだけど、聞いていいか?」

「え。やだ」

「な。そう言うと思った」


な。って言われても。

私の性格をだいぶ把握されつつあることに危機感を感じる。


今すぐ素直になりたい。

かわいい性格になりたい。



夏目くんが体の向きを90度変える。少し夏目くん側に向いていた私の太ももに、夏目くんの膝が重なる寸前の距離。

自然とはやる鼓動。

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