完熟ぴーち
顔を上げると今まで見たことない程恐くて怒りに満ちた顔で私を見てた。
私は金縛りにあったみたいに体が動かなくなった。
「だって、、、郁斗くん怒ったもん。
それに,,,,」
声が奮えてうまく言葉に出来なかった。
「それに,,,何?」
「郁斗くん,,,周りに女の子いっぱいいるし、私ぢゃないのに腕組んでた。
郁斗くんといると、、、、、
胸がキュッて苦しくなる。」
頬に涙が伝ってた。
「ハァー,」
私は郁斗くんのついたため息にビクッとした。
「何で気付かねーんだよ。
それは俺が好きだから苦しいんぢゃねーのかよ!?」
今の私には郁斗くんが恐くてたまらなかった。
「ふぇー(泣)」
「んで泣くんだよ、、、。」
「郁斗くん、、、えっ、、、、こわっ、、、恐いよおー!ふぇっー!」