実録!私が小説を出版するまで
まず、顔合わせ、アンケート回収に続いてスケジュールの確認をした。
その後、構成の相談、編集校正・著者校正の手順やだいたいの日程を説明された。ビックリしたのは、アヅマさんが私の作品の世界観を理解して、イメージを崩さないように手直ししていってくれると言われたこと。私の好みもスバリと当てた。
さすが、何人もの作品を世に送り出した編集者は著者の嗜好をも見抜いてしまうものらしい。
多少加筆と書き直しがあるものの、最初に渡したままで書籍化されるようだった。
「宮野兄弟」を読んだことある人なら分かるよね?ライトノベル系。そんな感じ。
カバーは神永学サンの「心霊探偵八雲」みたいな装丁がよかったけれど、イラストレーターを通すと時間と予算がオーバーするそうで、やんわり却下された。和風の…まぁ、着物柄のような、千代紙柄のような、そんな雰囲気を希望した。帯は向こうに任せた。

打ち合せ終了後、帰り道を十分確認して出版社を出た。
下り電車に乗ってしまえば、後はなんとかなる。長い長い遠足はこうやって終わった。
やっぱ、新宿嫌い!
つか勧誘のお兄ちゃんも怖い!!
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