素敵な夜はあなたと・・・~君に恋していたい~【番外編完】

優也との甘いキスを課長席でするなんて、ちょっとゾクゾクってしてしまう。

誰もいない社内で二人だけでキスをするのも何だか不思議な気分。



「ダメですよ~ こんな所でイチャイチャしては!」

「そうそう。そこはもうすぐ私の席になるんです。止めてくれませんかね?」

「お二人をイメージしてケーキ作ってきましたよ!」


いきなり部屋に入って来たのは商品開発課の佐伯さんと、新藤さんに狩野さんだ。今日は休日で会社は休みなのに何故この人達がここにいるの?!

驚いていると皆の顔はますます嬉しそうに変わっていく。


「おめでとう!」

「おめでとうございます」


「え?なに? なんなの?」

「俺達が入籍したお祝いをしたいって皆が言ってくれたんだよ。ここの課長でいられるのもあと僅か。だから、今日は俺達の入籍祝いとお別れ会を兼ねたパーティをここでやろうってことになったんだ。」


どこから持ってきたのか大きなバスケットから狩野さんが手作りケーキやらお菓子やらサンドイッチなど沢山の食べ物やスィーツを出してくれた。

新藤さんはノンアルコールだから運転は大丈夫と言ってお酒モドキの飲み物を出していた。

佐伯さんは皆で買ったお祝い品だと言って小さいけれどリボンが付けられたプレゼントの箱を渡してくれた。


優也は何だろうとプレゼントの箱を開けてみた。すると、優也はお腹を抱えて笑いだした。

いったい何が入っていたんだろうと私もその箱の中身を見た。それほど大きな箱ではなかったので可愛い小物が入っているのかな?と期待して見ると、その箱にはびっしりと避妊具が詰められていた。


「佐伯さん!!!」

「それ新藤が選んだんだよ。俺じゃないからね!」


新藤さんならやりそうなことだ・・・・

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