ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
旬がホストだとしても、私は旬のことを信じてる。8年間も彼のことを見てきたんだから。
「真緒ちゃん・・・・私、いってくる!」
「え、ど、どこに?なつこ先生ー?」
私は旬の家を飛び出した。旬のもとへ全力で走る。
こんなに一生懸命走ったのは、いつぶりだろうか・・・
私はもつれそうになる足を踏ん張って、額に汗を浮かべながら、旬を追いかけるように走った。
私達が出会ったエレベーターに乗って、初めて旬の職場に足を踏み入れた。
「ぃらっしゃいませ~♪」
「旬は?」
「え、どーしたんすか?ちょっ、勝手に行かないで下さい!!」
私はホストに掴まれた腕を払って、ずかずかとお店の中に入っていった。
店内を見渡すと、すぐに旬を見つけた。
「旬」
「・・・・・・ぶっ、ごほごほ」
突然の私の登場に旬は飲みかけのシャンパンでむせた。