こんな私が、恋したみたいです。
汗ばんできた季節に、冷たいアイスはおいしい。



ついでに目の前にはりっくんがいる。


幸せそうな顔してる、りっくんが。



「ねぇー、りっちゃんの一口ちょうだいよ!」




「いいけど…」



辺りを見回しても、スプーンが置いてある様子はない。



どうしたらいいものかと、迷っていた。



「やったぁ!」



馬鹿みたいに喜んだ上に、アホづらをして口を開けて待ってる。


…、仕方ない。



覚悟を決めて、自分で食べてたスプーンで掬って、りっくんの口に持っていく。



「抹茶美味いな!」



「でしょ」



そんなに、笑ってるほど、私は余裕ないよ。

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