リアルな恋は落ち着かない
「いや、これで物静かに真面目に仕事をしていれば、なんかオーラを感じて普通に近寄りづらいと思うぞ」

「そ、そう?」

「ん。無駄に男子も話しかけてはこないだろう」

「・・・」


(それはいい・・・)


ももさん以外の人間は、基本全員私は苦手だ。

女子でもとても緊張するのに、男のひとが相手では、冷や汗を流しまくってすぐに枯れてしまう気がした。


(『近寄りがたい物静かないい女系』か・・・うん!いいね、これでいこう!)


かくして、私はそれに見合うコスプレ衣装を身にまとい、社会人デビューをすることになったのだった。






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