リアルな恋は落ち着かない
その後、事態を聞いた向坂部長と中尾さんの働きかけにより、とりあえずは平穏な職場に戻った。

まりんちゃんは、「もう大丈夫です!」とやたらと健気な感じになって、アイドルスマイルで仕事を再開。

私と美瑠久ちゃんは、そんな彼女に強い苛立ちを感じたけれど、ここで怒ったらまた同じことの繰り返しだと、気にしないよう努めることにした。


(とにかくもう、関わらないようにしよう・・・)


それが最善としか思えなかった。

まりんちゃんには、いろんな意味で敵わない。

明日まで。とにかく明日までなのだから。

まりんちゃんとは関わらないように仕事をするのがいちばんだ。

私は担当ではないし、そうすることができるはず。

嫉妬だって怒りだって、悔しさだってあるけれど。

明日までだと何度も自分に言い聞かせ、仕事に集中することにした。









< 156 / 314 >

この作品をシェア

pagetop