リアルな恋は落ち着かない
「言われたこともできないの?いい歳して、責任逃れとかほんと最悪」

「!?」

以前と同じく、見下すような言い方だった。

私の怒りはあともうちょっとで頂点に達しそうになる。

「そんなこと言ったら・・・まりんちゃんの言うこと、なんでも聞かなくちゃいけないの?」

怒りを抑え、震える声で彼女に言う。

すると彼女は「キャハハ」と笑って、そのまま話を続けていった。

「やだ〜、また超必死だし。余裕のないオバサンて、ほんと見苦しいんだけど」

「・・・!?」


(も、もうっ・・・!!私はほんとに怒ったよ・・・!!!)


ついに怒りが頂点に。

私は真っ赤であろう顔を向け、彼女に怒りを表した。

「あのねっ・・・!!」

「ちょっ、やだー。落ち着いてくださーい。シワ増えますよ?」

「!?」


(な、なんですと・・・!?)


「五十嵐さん、あなたに気を使ってるんです。わかりませんか?橘内さんが諦めないから・・・私たち、すごく困ってるんです」

「はっ!?わ、私たちって・・・」

「五十嵐さんと私ですよ〜。それもわからないんですかあ?もう、しょうがないなー、かわいそうな気もするけど、やっぱり見せておきますね」

そう言うと、まりんちゃんはカバンの中から一枚の写真を取り出した。

そして私にそれを手渡し、勝ち誇ったようにフフンと笑った。
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