リアルな恋は落ち着かない
昼休みは、いつもひとりと決めている。
社食もあるし、自分の机でお弁当を食べる人も結構いるけど、私は外食にしろお弁当にしろ、とにかくお昼はひとりで息抜きしたいため、いつもひとりで外に出る。
今日もいつもと同じように、昼休憩の時間になると、そそくさと会社を飛び出した。
そして近くの公園に行き、途中で買ったお弁当屋さんののり弁で、ひとりまったりランチする。
青空の下のお弁当は、やっぱりとても気持ちがいい。
どんなに落ち込んでいても、少し気持ちが上がった気がした。
そんな、ランチが終わった会社へと向かう帰り道。
横断歩道の信号待ちで、斜め前方に同じ部署の女性の先輩、井崎さんの姿を見つけた。
(井崎さんもひとりランチ派だもんね)
こういうところも秘かに似ている。
だからかあまり、井崎さんには緊張しない。
私は何気なく横に並んで、井崎さんに声をかけた。
「おつかれさまです」
「・・・ああ、橘内さん。おつかれさま」
井崎さんは私を見ると、外での遭遇に別段驚く様子なく、表情を変えずに呟いた。
今日も、セミロングの黒髪を後ろでひとつに束ねたスタイル。
化粧っ気がなく中身も外見も飾らない。
自分を貫くその姿、私自身はできないけれど、彼女のこういうところはいいなと思って憧れる。
社食もあるし、自分の机でお弁当を食べる人も結構いるけど、私は外食にしろお弁当にしろ、とにかくお昼はひとりで息抜きしたいため、いつもひとりで外に出る。
今日もいつもと同じように、昼休憩の時間になると、そそくさと会社を飛び出した。
そして近くの公園に行き、途中で買ったお弁当屋さんののり弁で、ひとりまったりランチする。
青空の下のお弁当は、やっぱりとても気持ちがいい。
どんなに落ち込んでいても、少し気持ちが上がった気がした。
そんな、ランチが終わった会社へと向かう帰り道。
横断歩道の信号待ちで、斜め前方に同じ部署の女性の先輩、井崎さんの姿を見つけた。
(井崎さんもひとりランチ派だもんね)
こういうところも秘かに似ている。
だからかあまり、井崎さんには緊張しない。
私は何気なく横に並んで、井崎さんに声をかけた。
「おつかれさまです」
「・・・ああ、橘内さん。おつかれさま」
井崎さんは私を見ると、外での遭遇に別段驚く様子なく、表情を変えずに呟いた。
今日も、セミロングの黒髪を後ろでひとつに束ねたスタイル。
化粧っ気がなく中身も外見も飾らない。
自分を貫くその姿、私自身はできないけれど、彼女のこういうところはいいなと思って憧れる。