リアルな恋は落ち着かない
そのまま、あまり会話を交わすこともなく、会社までの道を二人で戻って行ったけど、ほぼ無言でも心地よかった。
二人でロボット開発部のフロアに戻ると、ちょうど入り口近くを歩いていた美瑠久ちゃんに、「あーっ!」と大声で指をさされた。
「ひどーい!二人だけでランチですかぁ。私も誘ってくださいよぉ」
美瑠久ちゃんは、そう言ってプクッと頬を膨らました。
井崎さんは「ああ」と言って、少しめんどくさそうな顔をした。
「一緒に行ってたわけじゃないのよ。たまたま帰りにそこで会ったの」
「えー。そうなんですかあ?いっつもお二人、お昼休みはさーっとどっかに行っちゃうじゃないですか。私、すごく寂しいんです」
「何言ってるの。いつも営業部の男の子たちと楽しそうに社食に行ってるじゃない」
「だって、お二人がすぐにいなくなるから。どうしようって悩むんですけど、そうするといつも営業の方たちが一緒にどうって誘ってくれるんです」
「ならそれでいいじゃない」
「よくないですよぉ。ほんとなら私、お二人ともっと仲良くなりたいのに」
美瑠久ちゃんが、大きな瞳を瞬いて、私と井崎さんを見た。
顔が小さく、元々目が大きいであろうに、つけまだかエクステだかをつけている瞳は、本当に少女漫画の女の子のよう。
二人でロボット開発部のフロアに戻ると、ちょうど入り口近くを歩いていた美瑠久ちゃんに、「あーっ!」と大声で指をさされた。
「ひどーい!二人だけでランチですかぁ。私も誘ってくださいよぉ」
美瑠久ちゃんは、そう言ってプクッと頬を膨らました。
井崎さんは「ああ」と言って、少しめんどくさそうな顔をした。
「一緒に行ってたわけじゃないのよ。たまたま帰りにそこで会ったの」
「えー。そうなんですかあ?いっつもお二人、お昼休みはさーっとどっかに行っちゃうじゃないですか。私、すごく寂しいんです」
「何言ってるの。いつも営業部の男の子たちと楽しそうに社食に行ってるじゃない」
「だって、お二人がすぐにいなくなるから。どうしようって悩むんですけど、そうするといつも営業の方たちが一緒にどうって誘ってくれるんです」
「ならそれでいいじゃない」
「よくないですよぉ。ほんとなら私、お二人ともっと仲良くなりたいのに」
美瑠久ちゃんが、大きな瞳を瞬いて、私と井崎さんを見た。
顔が小さく、元々目が大きいであろうに、つけまだかエクステだかをつけている瞳は、本当に少女漫画の女の子のよう。