見えちゃうけど、好きでいて
「ちょっと、俺トイレ」

そう言って慎平は席を立った。

季衣は、慎平の動きを目で追っていた。

「俺も」

正宗も続くように席を立っていってしまった。

取り残された二人は、しばらく無言でいた。

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