狼上司の不条理な求愛 -Get addicted to my love-
………

私が今朝もくるまって寝ていた、ブラウンのフリース・ブランケット。

その下が今どうなっているかなんて、とても想像できない。

ベッドがキシキシ軋む音
次第に荒くなる息づかい
自分のものと思えない
あられもない “女” の喘声。

せめてもの救いは、それら全てが騒がしいテレビ番組に掻き消されることだ。

やがて彼が、ふうっと息を吐きながら、
ブランケットを払って現れた。
濡れた唇を拭う。

両膝をそっと立てさせて、中心に硬い何かが当たった途端、身が恐怖で強張った。

「イヤだ、恐い」

彼の支配から逃れようと、反射的に身体を捩る。
そんな私を彼はやんわりと押さえ、やるせなさそうに笑んだ。

「無理そうだっら、止めるから」

私に深く口づけながら、身をゆっくりと下腹に沈める。

息を詰め、ギュツとブランケットを掴んでいる手を開かせて、私の腕を自分の背に回させた。

イヤイヤと首を横に振る。


彼は慈しむように目を細めると、私の頬を優しく撫でた。

安堵にふっと力が抜けた瞬間を捉えて、ぐっと半身を沈める。

思わずあっと悲鳴をあげた。
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