HANABI
それからは、皆さんのご想像通り。
ごり押しの、体当たり。
だけども、これがまたちっとも靡く気配はない。
それどころか問題児として、粟生のブラックリストに載ってるに違いない。
…う~ん、困ったもんだ。
ま、ブラックリストでも何でも、粟生にあたしという存在を残せればいいんだけどね。
「はい、じゃあ今日はこれで解散じゃ。」
その日の放課後、やっとあたしの楽しみの時間がやってきた。
この後はもちろん、粟生の居る生徒指導室に直行!
…若干、粟生の左頬が赤く腫れてるような気がするのはあえて気にしない。
てか、昨日の今日じゃ気まづい??
いやいや、そんな事ないよね?
うん、ない!!
『目、閉じぃや。』
って、思い出すと…
きゃあああぁぁぁ!!!
ヤ、ヤバくない!?
そんな事を悶々と考えていると
「里見。」
ふいに呼ばれたあたし。
「お前、ちぃと生徒指導室来んさい。」
なんと、粟生からお呼出!!
も、もしや、これは…!?