恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~

「和泉って、ちょっと古風だよね。最近は聞かれない名前だけど。お姉ちゃんもとっても好きだな」

同じ名前の子にあって、興奮気味に話してしまった。

「ん……」女の子が困った顔した。

「ごめん、意味わかんないよね。怖かった?」

ちょっと離れたところで見ていた女の子の親が、やって来た。

父親らしい。

「どうかしたのか?いずみ」お父さんの方を見て、手を広げてる。

まずい。

いじめたと思われたらどうしよう。

「いえ、あの……
ちょっと、いろいろ話を聞きすぎてしまって……」

「いずみ?どうした」

「パパ!!」半べそかきながら、女の子はお父さんに抱かれていった。

女の子を抱き上げて父親がが、立ち上がり私も立ち上がった。

「あの……すみません。同じ名前だと聞いて、つい」

名前を呼ばれて自然に反応してしまった。

「いずみ……」

「ええっ?」父親が、私の顔をまじまじと見てる。

女の子は30歳くらいの男性の足元にまとわりついてた。

「和泉だろ?」

「はい……」

「村西和泉だろう?」

「ええっ!!」
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