恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
様子を見ていた母が、私たちを見かねて声をかけた。
「お姉ちゃん、ゆっくり話して来て。私たちは先に帰ってるから。
牧野さん、この子、家まで送ってくれるかしら」
「はい。ちゃんと送り届けますから」
「それじゃあ、後はお願いね?」
牧野君に頼むと母と妹は、テーブルの片づけを始めた。
妹たちが帰って行った。
牧野さんはその様子をずっと見ていた。
「あの子、君の子じゃないのか?」
晃太が妹に抱かれる様子を見ながら、牧野君が言った。
「ええ、実はそうなの」
「なんだ。そうか」
「いずみちゃんは?」私は、小さな女の子を探した。
「ほら、すぐそこにいるよ」
女の子は、すぐ近くの席でアイスクリームを食べていた。
「こんにちは、いずみちゃん」
こんにちはと言って、頭を下げた。
「また、会うと思ってなかったわ。いい名前ね」今度は、彼に言う。
「そうだね」
「それで、話ってなに?」