恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
メールは何件か着信してたみたいだけど、食事中は無視して見ないようにしていた。
晃太を中心に話していて、周りの事は見ていなかった。
母が、私を見つめて立っている男性に気が付いて振り返った。
「どなた?お知合いかしら?」と男性に向かって声をかけている。
「和泉……」彼は、私の方を見て言った。
「牧野さん?」妹が私よりも、先に声をかけた。
「どうしたの?」
ようやく牧野君に気が付いて彼の方を振り返る。
「ちょっといいかな?」
「今すぐですか?」
私は、断ってくれないかなあと二人の方を見た。
二人とも、用事が済んだから、晃太寝かせるためにろそろ帰るって言うだろうし。
この辺りは不便だから、私一人で帰るのは大変だし。
「ああ」
牧野君は真剣だった。