恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
とぼとぼと暗い廊下を歩いていく。
たどり着いた更衣室も。電気が消されて真っ暗だった。
なんだろうな。この扱いは。
私は、誰もいない更衣室で着替えをする。
美沙ちゃんは、2時間も前に帰って行ったし。
制服着てる女子社員は、こんな時間まで残っていない。
私はバッグを更衣室の椅子の上に置き、ロッカーのドアを開けた。
扉を開けた時の金属の音が、部屋の中で響いた。
何気なく見ていたら、扉の内側にある小さな鏡に自分の顔がうつった。
鏡に映った自分の顔を見て驚いた。
「うっ」と声を上げるほど酷い顔。
私服に着替えてから、やつれた顔が少しでもマシに見えるように、髪の毛をほどいてお化粧をし直す。
これで酷いという状況からは、抜け出せたかな。
ああ疲れたなあ。
着替え終わった時には、もう10時近かった。
「足が重い」
足もパンパンに張ってむくみが酷い
「首も肩も痛い……」
凝り固まった首をぐるぐる回してほぐす。
時々首の辺りを揉みながら、ため息をついてエレベータに乗り込む。
ほんと、疲れた。