恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
「和泉、じゃあ、いつならいいんだい?
きっと、今日のことを先に延ばしたら、次の機会も訪れないんじゃないか?」
「そんなことないです……」
葛城さん、痛いとこをつく。すっかり私の性格を見抜いてる。
「もう、無理。これでも充分待ったんだ」
「私は、まだ余裕で待てる。いくらでも大丈夫よ」
「そうだろうね。そうやって今まで男の手から、どうにか逃れて来たんだろう?」
「葛城さん……お願い」
「もうダメだよ。その手には乗らない。
今、君を逃がしたら、どこかに行ってしまうだろう?
それに、考えてみてよ。俺、君以外の女性に触れてない。
君がうんと言ってくれなければ、このまま、ずっと自分を押さえたままだ」
「それは……大変ですね」
苦労のほどは、よく分かりませんが。
「うん。だから、早く和泉を食べたい」
「葛城さん……」