恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
「大丈夫だったろ?」
「嘘つき。大丈夫じゃないです」体中がおかしい。
彼は、笑ってるけど。私だって散々暴れて、彼の背中に傷をつけた。
「ごめんなさい。ずいぶん酷いことしたみたい」
ほんと、いい年なのに恥ずかしい。
「ん、そんな事より、君は良くここまで無事だったな……」
葛城さんは、真面目な顔して言った。
「バカにするなら、してもいいですよ。ほんとバカですから。これまで一度も経験がないなんて」
慌てて、私の体を引き寄せる。
「バカになんかしてないさ。
元カレは、君のこと本当に大事にしてたんだな。
触れないまま、何年も付き合うって、なかなかできる事じゃない」
「そ、そうですね」そうだったんだ。
男性にはこういう事が必要だっていうのは、頭でわかってるけど。
そなんだ。それは面倒だなあ。
「彼のおかげで。君の事を抱くのは生涯、俺だけだ」
「嬉しそうですね」
「そりゃあもう、君は、本当に俺だけのものだから。これまでも、これからも」
ふいにキスされても、飛びのいたり、のけ反らずにいられた。
「はあ」
「男女の関係の良さも、充実感も、君は俺と一から作っていくんだ。
間には誰もいない。
これが嬉しくないわけないだろう?」
彼は、私を持ち上げて胸の上に乗せた。
「そうですね」
「まあ、少し問題はあるが」と言って少し考え込むような、厳しい顔をする。
「ええ」
「まあ、そっちはどうにかするから。君は心配しないで。
それから、周りからいろいろ言われるだろうけど。君は真っ先に俺に相談すること。それから、俺のこと第一に考えて」