恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
大きな声を出してしまって、いつの間にか注目を浴びていた。

真梨香さんが私を敵のように睨みつけている。


「わかった。いろんな男性に会えばいいんでしょう?
今日は、あなたが気が済むまで、片っ端から独身男性に挨拶するから。
さあ、早く。ジャンジャン連れて来て」

「何よ。バカにして」

「賢い手とは言えないけど。あなたがそれで納得するなら、私、何でもするわよ」

「ムカつく。本当にムカつく。もう、京佑は、自分のものだって言ってるみたいに」

「私といたいと言ったのは、彼の意思なのよ。私がどうにかできることじゃない」

「だって、どう考えたって、納得できないんだもの。仕方ないじゃない。
このフロアにいる女性の中でも、どうして、飛びぬけて冴えない女なんか選んじゃったのか」

「はっきり言うのね」

「それが、私の性分だもの仕方ないでしょう?」

真梨香さんは、口をとがらせてすねてしまってる。
< 250 / 267 >

この作品をシェア

pagetop