恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
「そうか……それもいいかも。そうだな」
彼は、なぜか私の顔をじっと見てる。
そして、いきなり聞いてきた。
「本気で俺と付き合いたい?」と言い出した。
「ん?」私は、鼻をすすった。
言い方がまずかったかな。
付き合いたいっていうのは、葛城さんに対してじゃないんだけど。
「いや、そうか。
それなら、ちょっと待って考えるから……」
まあ、いいか。
言ってしまったもんは、仕方がない。
ダメもとだし。
どうなっても、冗談でしたって言えばいい。
「やっぱり……
私じゃ、ダメですか?」
ずいぶん、図々しいお願いだけれども。
まあ、9割方、断られるだろうから……
「いいよ。付き合うか……
そうするのもいいかも」
ええっ?
まさかのOK?
ウソ……
「いえ、あの……付き合うと言っても、
ずっとじゃありません。
一か月とか。3週間とか。
もっと短くてもいいです」
「君は、俺と付き合いたいんじゃないの?」
「その……えっと。
私、付き合うとか。そういうの得意じゃなくて」