恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
コーヒーのカップを渡してくれる時、ぎゅっと一緒に手も握ってくれた。
カップの温かさよりも、手のぬくもりの方が心地よかった。
心配してくれてたのが伝わってくる。
「佐野の事は、俺に任せて。だから、君は、佐野の事、無視していいから」
誰も見ていないところで、もう大丈夫だからと優しく肩を抱いてくれた。
温かさに強張っていた気持ちが溶けていく。
ずっと緊張してた。
身体に思った以上に力が入っていたのが分かる。