恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
しなやかで女性らしい体。
その体に乗っている、卵型のフェイスラインもきれい。
黒目がちな目に、すっとした鼻筋。
小さめな口が愛らしい。
大人の女性だけど、可愛らしさも残ってる。
どうしたら、こんなふうになれるんだろう。
「二人で並ぶと、とてもお似合いですね」
思わずそう言ってしまった。
こういう時って、誉めるしかない。
葛城さんは、私の方をちらっと見て、諦めた様にため息をついた。
真梨香さんは、その様子を楽しそうに見ている。
葛城さん、彼女のこと無視して、何も答えない。
逆に、私は、真梨香さんにありがとうとお礼を言った。
親しみやすくて、おまけに礼儀正しいなんて。
素敵な人。
いい人だなあ。ポイント高い。
「本当に、珍しい彼女ね。少し、あれだけど」
バカにするような言い方をして、それが私に向けられた言葉だと思った。
でも、その言葉に私より、葛城さんの方が先に反応した。
「真梨香、その言い方止めろ。次に聞いたら、俺は君の事を軽蔑する」
「何言ってるの?この子が何だっていうの?」
「君には分からないだろうけど。彼女は、俺が初めて好きになった人だ。
それでも侮辱するなら、俺に対する侮辱だと思え」
険悪な雰囲気になって来た。
私は、これは、まずいと思って一歩前に出る。
「葛城さん、私をかばってくれるのは嬉しいけど。
真梨香の意見は、誰だって思う事よ。珍しいことじゃないわ。
二人とも、あつらえた様に完璧なんだもの」
葛城さんの横にいるのが、これほど似合っている女性はいない。