ALONE
寄り道を重ね時刻が7時を回ったころ…
俺はクラブ『Louis』の入るビルから少し離れたビルとビルの間で
タバコを吸いながらシュウジが来るのを待った。
そこで…
ある人間の姿がまぶたの裏に強烈に焼き付いた。
先程からビルの入口を見ていたが…
クラブ『Louis』に通じるエレベーターに向かった人間は全部で4人。
どいつも黒塗りのハイヤーから降り
付き人らしき人間が4、5人いて…
ってのは同じなんだが
年齢的には50代くらいでどっかの政治家かなんかだろうと思われる人間達の中で
明らかに雰囲気を別にした男がいた。
歳は恐らく20代後半
白いスーツ
髪はシルバー
眼球は青
外見的には一見ホストを伺わせるほどの美形だったが
恐らく違う。
見た瞬間に背筋に寒気が走った。
前にも経験した
本能が呼びかけるその感覚…
《こいつを敵にしてはいけない》
その感覚は瀧本と対峙した時のものによく似ていた。
つまり言うなれば奴も…
『裏世界の住人。』
俺はクラブ『Louis』の入るビルから少し離れたビルとビルの間で
タバコを吸いながらシュウジが来るのを待った。
そこで…
ある人間の姿がまぶたの裏に強烈に焼き付いた。
先程からビルの入口を見ていたが…
クラブ『Louis』に通じるエレベーターに向かった人間は全部で4人。
どいつも黒塗りのハイヤーから降り
付き人らしき人間が4、5人いて…
ってのは同じなんだが
年齢的には50代くらいでどっかの政治家かなんかだろうと思われる人間達の中で
明らかに雰囲気を別にした男がいた。
歳は恐らく20代後半
白いスーツ
髪はシルバー
眼球は青
外見的には一見ホストを伺わせるほどの美形だったが
恐らく違う。
見た瞬間に背筋に寒気が走った。
前にも経験した
本能が呼びかけるその感覚…
《こいつを敵にしてはいけない》
その感覚は瀧本と対峙した時のものによく似ていた。
つまり言うなれば奴も…
『裏世界の住人。』