ALONE
俺はシュウジに



そのワインボトルを手渡した。



『…シュウジ、お前これ以上何する気だ?』



シュウジは微笑む。



『一人相撲はもうおしまいや♪


こっから先は…


敵さんにも本気になってもらう。


このワインボトルで…


全面戦争を告げる…



のろしをあげるで♪』



シュウジはそう言うと




ワインボトルを








地面に力いっぱい







叩きつけた。
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