ALONE
あたりはまた静寂に包まれる。









終わった…







終わったんだ。








一部始終を見ていたヨシアキが上等な革靴のビョウの音ともに暗がりから現れる。






『ハイ二人ともお疲れさん。

まぁしかし…

派手にやりあったねぇ。』





ヨシアキは苦笑いを浮かべ、フロアを見渡しながらそう言った。







俺はヨシアキに言う。





『…スイマセンヨシアキさん。店荒らしちまって…』




『いや、全然いいよ♪

なんつーか…

普通に面白かったけど、この親友同士の闘いってのがまた最高だったね♪』






親友と聞いて多少違和感を覚えたが





続けてヨシアキの話に耳を傾ける。





『特にジン。

お前途中から完全にイッちゃってたろ。

ありゃ…

闘いの中にしか自分の存在価値を見出だせない

本心では闘いを欲してる奴の目だ。


なぁジン…





今度俺とやるか。』
< 303 / 306 >

この作品をシェア

pagetop